スキーのコーチングをしてくれるデバイス&アプリです。
Snowcookieはセンサーだけでしたが、こちらはコーチングもしてくれるものです。 早速購入してみました。 使ってみるのが楽しみです。
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ファイルを選択してダウンロード。 そうやってダウンロードフォルダに余計なファイルが増えていってしまいませんか?
かといって、OneDrive等を同期していると、ローカルファイルとネットワークファイルの同期が失敗することにやきもきしたりします。 私はファイルの管理にはGoogleドライブを利用しているので、Googleドライブをうまく利用する方法を考えます。
OneDriveなどでは、同期の仕組みをつかってローカルPCのファイルとクラウドのファイルを同期できます。 とても便利ですが、たまに同期に失敗して、"ファイル-PC名"みたいな余計なファイルが作成されてしまいます。 こうなると、どっちが最新かわからない問題が発生し、"ファイル名-最新版-最終-第2版"のような謎ファイルが発生する元になります。
パソコン版ドライブというツールを使うことで、同期ではなく、ネットワークにあるファイルを直接参照する方式を使うことができます。 SAMBAと同じ仕組みですね。 support.google.com
Googleドライブをブラウザで使っているのと同じ安心感で、エクスプローラー上で扱えます。 ちょっと動作はもたつきますが、同期が失敗することがないので安心です。
ファイルを保存すると、現在ファイルを開いている相手に通知が届きます。 通知の中に、最新版をダウンロードというボタンがあるので、ボタンを押すと最新版に置き換わります。 ブラウザで編集しているときのように同時編集できるわけではなく、上書きされるという形にはなりますが、少なくとも競合が発生してファイルが2つできるということにはなりません。 上書きせずに、そのまま編集を続けることもできます。 その場合は、双方のファイルが保存されるたびに、保存したものが最新版という扱いになり、相手にその旨通知されます。
経済産業省 平成28年度産業経済研究委託事業
「日本の中長期ビジョンの検討に関する調査」
最終報告書
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H28FY/000280.pdf
報告書2018
― AIの利活用の促進及びAIネットワーク化の健全な進展に向けて ―
http://www.soumu.go.jp/main_content/000564157.pdf
McKinsey(マッキンゼー)が世界の名だたる1300社の企業を対象にして、昨年実施した調査
https://www.mckinsey.com/business-functions/operations/our-insights/the-automation-imperative
ヘッドトラッキング機能がついたワイヤレスヘッドフォンです。
ジャイロスコープが姿勢を解析し立体音像を実現!ワイヤレスヘッドフォンの革命 SHIVRgloture.jp
ノイズキャンセリング機能はあまり興味がなかったのですが、VR機能もないヘッドフォンにヘッドトラッキングという謎機能に興味が湧きました。
こんな風に頭の向きを変えても、音の位置が変わりません。確かに面白いです。面白くて意味もないのに首を振ってしまいます。
が。没入感が増します、との触れ込みですが、別にVRでもなく、いったい何に効果があるのかは、いまいち分からず。
実際には、向きを変えた瞬間にはそうなりますが、しばらくすると、また元の位置に音が戻ってきます。
なので、どこが正面かみたいなことは気にしなくて済みます。
もう一つ気になったのは、頭の中に音が響かない、という技術です。
実際には、コンサートホールのイコライザーが効いているような感じがします。まだよく分かりません。
もうちょっと色々な音源で聴いてみる必要がありそうです。
自分を追尾するドローンです。
以前のSkydioのデザインのほうがコンパクトでよかった気もします。
スキーヤーとしては、客観的に自分の滑りを記録できるマスト的なアイテムになりそうですが、残念ながら、これを自由に使えるスキー場はありません。
Skydio 2は現在、米国およびカナダ以外での使用は認定されていません。
スキー場に個人を追尾できるカメラを置いて、それで記録してくれるサービスとかあったらいいなーと思います。
医療情報ネットとは、行政が提供する、ばらつきのない情報が掲載された診療所・病院検索サイトです。
Googleなどで検索すると、情報がたくさんあり過ぎて、何が正しい情報か分からないときがありますよね。
そこで、情報の偏りをなくして、公平に診療所・病院を選択できるようにするために、法令で医療情報の提供を義務付けて、それを集めて公開することにしました。
それが医療情報ネットです。
実際に見てみましょう。
医療機能情報提供制度(医療情報ネット)について |厚生労働省
各都道府県ごとにサイトが異なっています。
各都道府県ごとに情報を集めて公開しているからですね。
神奈川県はこんな感じ。
謎の鳥がいます。なんでしょうね。特に説明はないようです。ちょっとググったくらいでは出てこないくらいは謎です。
検索はいろいろな方法でできるようです。
デザインはちょっと野暮ったいですが、思ったよりいろいろな情報がありそうです。
別の県を見てみましょう。
長野県はこんな感じ。
長野県広域災害・救急医療情報システム「ながの医療情報Net」
おお。圧倒的におしゃれです。
謎のキャラはやっぱりいますが、ちゃんと紹介があります。「アルクマ」だそうです。
被り物はなんと着せ替え可能みたいです。すごい。
神奈川県にはぜひ頑張ってほしいところです。
そんな神奈川県のサイトで検索してみましょう。
「かんたん検索」を選ぶと、大量のチェックボックスが出てきます。
ちょっとおなかいっぱい。全然かんたんじゃない。
とりあえず無視してそのまま検索。
うーん。
これは検索時にちゃんと絞って探せよ、ということみたいですね。
各医療機関のリンクを押すと、ちゃんと詳しい情報が出てきます。
長野県です。
「急いで探す」というメニューがあります。
そうだよね、すぐ行きたいときは急いでるよね。
とてもいいメニュー名です。
押してみると、なんと「現在診療中」かどうかの選択があります。
これは結構便利じゃないでしょうか。
そのまま検索。
見やすいです。診療科目のありなしも分かって便利です。
地図でもちゃんと探せますが、、、神奈川県がかわいそうなので、画像は載せないでおきます。
思わず神奈川県のダメ出しみたいになってしまいましたが、情報は同じだと思いますので、ぜひがんばっていただきたいところです。
一般人にとって、医療業界の用語というのはよく分からないものが多いです。OTC医薬品もその一つです。
OTCというのは、Over The Counter、つまり、カウンター越しに対面で販売できる医薬品、という意味だそうです。一般用医薬品と呼びます。
そうでないものは、医療用医薬品で、つまり医師が処方する薬のことです。
昔は大衆薬とか市販薬とか言われていました。
普通に買える薬と医師が処方する薬、そもそも、どういう違いがあるのでしょうか?
法律としては、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」という法律の中で定義されています。
まず、医薬品、つまり薬としての定義があります。
薬は、病気の診断、治療、予防に用いられる、もしくは、身体の構造、機能に影響を及ぼすもので、機械器具等でないもの、とされています。
食べ物はだいたい身体に影響があるのではないか、ということで、食品とどう違うのか、という疑問がありますが、影響の程度と単に表示するかどうか、つまり、宣伝するかどうかで決まってくるようです。
参考:食品の定義
また、食べ物でなくても身体に塗るものも薬ですよね。では化粧品とどう違うのかですが、これは同じ法律の中で定義があって、これもやっぱり影響の程度と表示で決まるようです。
「化粧品」とは、人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。
では、一般用医薬品と医療用医薬品はどう違うのでしょうか?
定義を見てみましょう。
一般用医薬品 医薬品のうち、その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであつて、薬剤師その他の医薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされているもの(要指導医薬品を除く。)をいう。
また出てきました。影響の程度。
つまり、こういうことになりそうです。
それなら、早く治したいから医療用医薬品一択じゃないか、と思われるかもしれませんが、そう考えるのは早計です。
まず、薬による治療法の種類と副作用について知る必要があります。
治療法の種類については、以下の4つがあるそうです。
参考:2. 薬の作用効果と副作用 | 薬についての知識 | セルフメディケーション・ネット - NPO法人セルフメディケーション推進協議会(SMAC)
一般用医薬品は、だいたい対症療法をするものだと言えるでしょう。つまり、放っておいても治るものです。
なぜ対症療法をするものが多いかと言えば、それが最もいい方法だからです。
特に、一番多いかぜは、ほとんどウイルスが原因だそうですが、その種類があまりにも多いため、原因を特定するのが難しいそうです。自然治癒力だけで治るため、原因を探すより、さっさと自然治癒力を上げるほうが結果的には早く治るわけですね。
一方、副作用というのは、薬が本来もたらす効果とは異なる効果を身体に与えてしまうことです。
つまり、本来の効果を得ようと思って薬を使ったはずなのに、副作用の方が強すぎて、逆に身体にダメージを受けてしまった、ということがありえます。
これらが、闇雲に強い薬を使えばよいわけではないという理由です。
また、薬の効果というのは統計的なものであって、必ず自分に効くものだとは限りません。
したがって、すぐに治りそうな病気なら、OTC医薬品で症状を抑えて、無理をせず、自然治癒力による回復を待つのが手です。
もちろん、それでは治らない病気の場合は、きちんとお医者さんにかかりましょう。
どんなOTC医薬品が自分に効くのかは自分ではなかなか分からないものです。そんなときは、カウンターの向こうにいる専門家、薬剤師さんに相談してみましょう。
また、症状から検索できるサイトもありますので、活用しましょう。
皆さんは病気かな?と思ったとき、どこのお医者さんにかかりますか?
まず最初にかかるお医者さん、それがファミリードクター、あるいは、ジェネラルプラクティショナーです。日本語では家庭医、総合診療医などとなります。かかりつけ医といったほうがしっくりくるかもしれませんが、以降、GPと呼びます。
ただ、日本ではなかなかこのGPが受け入れられなかったようで、やっとGPの専門医制度が始まったばかりです。ですので、よく行くお医者さんがGPであることはあまりないかもしれません。
この最初にかかる医療のことを、プライマリ・ケアといいます。日本語では一次医療とかになるみたいです。じゃあ最初に大病院にかかればそこも一次医療になるの?とかいう疑問が生まれますが、そもそも、プライマリ・ケアを担うのはGPであり、そのためのGP制度というものがあります。
GP制度というのは、最初のお医者さんは必ずGPでなければならない、というもので、なので「一次」なのですね。ご存知の通り、自分で病院を選べる日本ではGP制度がありません。
WHO的には「プライマリケアは、ケアやゲートキーパー以上の役目であり、最初の第一線としてアクセスされ、継続的・統合的に調合されたケアを提供する保健制度の中心的な役割である。必要とされた際の第一線コンサルタントであり、短期の疾病に限らず個人の長期的な保健状態を診る」だそうです。
最初の絵は、総合診療医のWikipediaの項目にあるエドワード・ジェンナーさんです。やたらかっこいいですね。
GP制度がある国でのGPの割合がWikipediaに載っているので、グラフにしてみました。日本はありません。
アイルランドはGP率66%だそうです。すごいですね。特に英国方面はGPに力を入れているそうです。
GPがいると、何がいいのでしょうか?今のかかりつけ医でよくない?自由に病院に行けるほうがよくない?というか、それって内科じゃない?
どうも医師の間でも、GPと内科医の違いが分からないことが多いそうです。とある記事にある表です。さっぱり分かりませんね。
分かりやすいのは、外来メインか入院メインかですが、これは単に働く場所ですよね。他の記事等を見てもスッキリ説明してくれているものは見当たらないのですが、どうも地域包括ケア的な働きを求められているのがGPみたいです。でも一般人から見るとよく分からないですよね。
でも日本ではまだまだ始まったばかりの、よちよち歩きの制度です。これからの日本のGPが作る医療の未来に期待していきましょう。
突然ですが、あなたには頭痛があります。気になって病院にかかりましたが、何でもありません、ただの片頭痛です、とお医者さんに言われます。気になるなら痛み止めを出しておきますが、どうしますか?と言われます。痛み止めをもらって飲んでみたものの、頭痛は収まりません。またお医者さんにかかりましたが、そういうものですよ、といって、また痛み止めをもらいます。
そんなとき、あなたは自分の頭痛は何か恐ろしい病気のせいであって、このお医者さんがそれを理解できないだけなのではないか、そう思ってしまわないでしょうか?
自分しか分からないからだの問題を、何か恐ろしい病気にかかっているせいではないか、と思い込んでしまうことを心気症というそうです。
原因が分からない症状に対しては、不安になるものです。ネットが発達している現代では、容易にそういった、からだの不調の内容と病気の関係を示す情報にたどり着くことができます。サイバー心気症という言葉は一般的な言葉かは分かりませんが、分かりやすいなとは思います。
でも、自分は確かに異変を感じている。なのに、医師は気のせいと言う。そういう状況になったとき、自分の異変を否定されたように感じて、医師が間違っていると思い込んでしまうのは、そんなにおかしなことでもないかなと思います。医師も人間ですから、間違うこともあります。1%以下の確率かもしれませんが、本当にそうである可能性もあります。確率の問題というのは、個人にとってみれば、どうでもいい問題です。そうかもしれない、という不安を拭い去ってくれるものではないのですから。不安を拭い去ってくれるのは、異変を病気だとちゃんと診断してくれて、できれば異変をなくしてくれる治療を施してくれること、それだけです。
ある医師は、「ネットでの自己診断を止めて医師にかかるように。もし何も問題ないのなら心配せずその診断を受け入れ、それでも不安になるようならばストレスに対応する心理療法の一種である認知行動療法をお勧めする」と言っています。
これは最初の医療はGPが診ることが決まっているGP制度が整備されている英国の医師の発言ですので、そのまま日本では当てはまらないかもしれませんが、いや、そもそも、病気かどうかの最初の診断は自分でやらなければならないではないですか。毎日医師が自分の身体を診てくれて、自分の身体に起きていることを自分と同じように感じてくれて、それでちゃんと診断してくれるのなら、診断結果を受け入れますけど、そんなことは現実にはないじゃないですか。どんどんと患者が来る忙しくて疲弊している状況の中で、少しの診察時間と不十分な情報で判断しているじゃないですか。それで誤診になる例も知っていますよ!
と、きっと思う人はいるはずです。
それでもお医者さんは正しいのであり、私たちに残されているのは、不安をなかったことにすることだけです。
納得はできないかもしれませんが、それでお医者さんを変えたり、検査を重ねても、結果は変わりません。自分が疲弊するだけです。それによって、本当の病気になってしまうかもしれません。そうすると、1%以下の確率をとるのか、今後の行動で病気になる確率をとるのか、という話になります。この確率の問題はもう、どうでもいい問題ではありません。
ただ、実際に、重篤な疾患が潜んでいた例もあります。
「医者は現場でどう考えるか」という本に、海外の例ではありますが、いくつかの事例が載っています。
まるで医療ドラマを見ているかのような、お医者さんの苦悩が生々しく描かれている本でした。訳者は若い医師に読んでほしいと思っているとのことですが、一般人が読んでも楽しめました。
私たちが悩んでいるのと同様、お医者さんも悩んでいます。
もしどうしようもなくなって、どうしても治療したいという場合には、闇雲にお医者さんを変えるのではなく、難しい症例を得意にしている病院がありますので、そういった病院にかかるようにしましょう。
根拠に基づく記事を書くための勉強ができるということで、五十嵐中先生の勉強会に行ってきました。
2019ヘルスケア発信塾 第1回「医療のオカネの話をする前に知っておきたいこと」(講師:五十嵐中さん) | Peatix
教わったポイントをいくつか書いておきます。
調査結果が書かれているとき、どんな調査をしたかで信頼性がまったく異なるものになります。
以下はそれぞれの調査方法に対する信頼性の高さを示した表です。Levelが小さいほど、信頼性が高いということになります。内容は難しいですが、要は、ちゃんと比較するほど信頼性が上がるということです。
参考: https://www.jsh.or.jp/liver/level%20classification.htm
どこかの偉い人が言っただけのものがLevel 6だというのは納得するところだと思いますが、実は、それよりも信頼性の低いLevel 7というものがあり、それは作用機序を書いたもの、つまり、仕組みを書いたものだそうです。
なんとか分子がなんとか細胞と結合して、なんとかになるから効果があります!なんて表現の記載はよくありますが、最も信頼性が低い、ということです。
これは身体の仕組みはそんなに簡単なことではないので、きちんと本当の身体で、ばらつきをもって比較しないと分からないということですね。
何かと比較して増えた減ったというとき、だいたい1を中心として、1より大きいか小さいかの数値で表します。0.2~0.4というような場合は、ああ確かに減る効果があるんだなと分かります。2.0~3.0というときは、ああ増える効果があるなと分かります。
では、0.6~1.2とかはどうでしょう。
これは真ん中である1をまたいでいるので、どちらとも言えない、ということを意味します。もっとたくさん評価しないと結果が分からない、つまり、調査不足ということになります。
逆に言うと、勘違いさせたい、ミスリードを誘いたい場合には、こういう表現がよく用いられるということでもあると思います。
そういう間違った記事を信用しないように気をつけましょう。
かぜに抗生物質は効かない、というのは、ある程度有名な話です。
かぜの大部分の原因はウイルスで、抗生物質は細菌にしか効かない、というのが理由ですが、なぜそうなのでしょうか?
ウイルスと細胞の違いは以下の通りです。
抗生物質は、細胞に対して影響を与えます。なので、ウイルスには効かないのですね。
というわけなので、基本的にかぜをひいたときには、対症療法としてOTC医薬品などで症状を和らげて自力で回復するのを待つ、という選択をすることになります。
参考:細菌とウイルス | 感染症の基本 | 一般の方へ | かしこく治して、明日につなぐ~抗菌薬を上手に使ってAMR対策~
参考:抗菌薬とは | 感染症の基本 | 一般の方へ | かしこく治して、明日につなぐ~抗菌薬を上手に使ってAMR対策~
このように、賢明な選択をすることを推進する「Choosing Wisely」という活動があります。
この活動自体は、米国から始まったものだそうです。
米国内科専門医機構(American Board of Internal Medicine:ABIM)財団が2012年に始めたキャンペーンで、「根拠が乏しいにもかかわらず実施されている過剰な医療行為をEBM(科学的な裏づけ)の観点から見直す」という活動である。
医療者と患者が、対話を通じて、
・EBMがあり
・すでに行われた医療とは重ならず
・害が少なく
・患者にとって真に必要な
医療(検査、治療、処置)の“賢明な選択”をめざす国際的なキャンペーン活動である。
医学会はもとより、一般市民にもわかりやすく公開し、医療提供者と市民の間で相互に考え、過剰診療を減らそうといういわば‘草の根活動’である。現在は80の専門医学会が参加し、約500項目のリストが公開されるまでになっている。
参考:http://www.oka-hosp-a.jp/iryouinfo/keyword/files/key_a-c.html
日本でも同様の活動「Choosing Wisely Japan」が始まっています。
先のかぜに抗生物質を、という件もそうですが、これらは決して「してはならない」ということを言っているのではなく、きちんとお医者さんと話し合った上で決めましょう、ということを言っています。
お医者さんであれば検査や治療法の効果の良し悪しが分かることも、一般人には分からないことが多いです。一方、専門的な用語であっても様々なメディアから情報が入ってくる時代でもあり、正しい知識と間違った知識がまぜこぜになって入ってしまうことも多いです。
病気に対する不安から、たくさん検査をしたり薬を飲んだりしたい気持ちになるのは当然のことだと思いますが、検査も薬もどちらも万能ではなく、効果よりも副作用のほうが大きいこともある、ということをきちんと理解しておくことも、また大事だと思います。
こういう背景を知ると、「検査や薬は身体に悪いんだ」と思い込み、今度は検査も受けないし薬も飲まないという判断をする傾向になることがありますが、それは間違いです。
重要なことは、お医者さんときちんと対話をして、賢明な選択をするというところにあります。