会話分析

会話分析

Evolinguistics 2018

EVOLINGUISTICS 共創言語進化

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会話分析について

会話分析

話者交替を越えるジェスチャーの時間構造

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/16/1/16_1_91/_pdf

本稿は、言葉を用いた相互行為のもっとも基本的(かつ、おそらくは、もっとも原初的)形態とし ての会話に焦点を当て、会話を細部にわたって意味に満たされたものにしているメカニズムのいくつ かを、とくに「参加の組織化」という問題を中心として考察する試みである。人々が会話に参加する やり方はどのようにして有意味な形で組織化されているのか、それは言葉のどのような使用によって 調整されているのか、会話に参加するやり方の違いによってどんな社会的行為が行われており、どん な社会的関係が作り出されているのか。これらのことを、主として会話分析のアプローチに依拠しつ つ分析していく 。 (1) それに先だって、この序論では大きく三つの作業を行う。第一は、会話分析が、相互行為のメカニ ズムを解明するうえで、また人間社会の成り立ちを解明するうえで、どんな固有の視座を持ち何をめ ざしているのかを、従来の主流の社会学との対比を中心として予備的に論じることである(2節~5 節 。第二は、言葉を用いた相互行為という領域に関心 ) を寄せてきた研究分野である語用論的コミュ ニケーション研究との対比において、いま行った議論をパラフレーズすることで、本稿のスタンスと 中心的分析課題を明確化することである(6節・7節 。これら ) の作業を踏まえて最後に、本稿の三 つの目標を提示する(8節 。

http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~kushida/Dhonbun.pdf