ついにエラーが回復しなくなり、お亡くなりになってしまいました。 それでも十分天寿を全うしたといえるでしょう。
使うのは1年に1回、ほとんど年賀状のみ。 それだというのに、いまだカスレ一つありません。 不調といえば、最近、排紙トレイセンサーがちょっとバカになってきたくらい。 2005年から早13年。いまだもって現役です。
キヤノンのバブルジェットはやっぱり革命的な技術です。 溜まったインクをヘッドに取り付けたワイパーによって取り除こうとする機械的な機構に頼る他社のピエゾヘッドは、すぐにインクで固まってしまいます。 他方、バブルジェットは熱でインクを溶かして飛ばすので、ヘッドはクリーンに保たれ、インクが溜まって固まることがありません。
そんな原理は知ってはいるものの、数日電源を入れないものならヘッドが固まってしまうようなやつを知っている身としては、何か月も電源を入れなくとも一瞬でスタンバイ、何の不安もなくキレイに印刷してくれるiP4200は、キチガイとしかいいようのないやつです。
バブルジェットプリンタの開発 http://www.nagare.or.jp/download/noauth.html?d=24-6-s03.pdf&dir=10
そんな我が家の相棒、iP4200のインク型番は「7e/9」です。